計画概要


具体的にはLNG型コージェネレーションシステムの電力により海水に圧力を与え、逆浸透膜フィルターを通し真水に濾過する。それを「JELLY FISH(水母)」にストックし、TOKYOに真水を供給する。
「JELLY FISH」の構造は、フレキシブルストラクチャーをリング型に組み、その内側に真水をストックするグラスファイバーシートをプール状に張る。
フレキシブルストラクチャー上部は、リング型に配置されたメディア交流施設と、防風林を兼ねたバイオ農園、及び眺望を楽しむ散策路としている。
海に接する外周部は防波堤及びマリーナ、真水に接する内周部は、ボードウォークとしている。海水と淡水の共存する「水の楽園」海鳥・陸鳥の集まる「バードサンクチュアリ」として計画している。

フレキシブルストラクチャー内部は、電気・水道・ゴミ等のライフラインと、LNG貯蔵タンク、超電導電力貯蔵体、非常用救援物資貯蔵庫、自動搬送システム及びピープルムーバーで構成されている。
また、クリーンエネルギーであるLNGによる、ゴミ焼却施設を兼ねた、コージェネレーションシステムを設置し、その電力は巨大なリングによるサーキュレーションを利用した超電導電力貯蔵体にストックされる。


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[デザイン・コンセプト] [計画概要] [ヒーリング・コミュニケーション 〜施設概要]

[断面詳細] [ソフトテクノロジーによる自然浄化力の回復] [エネルギー・サーキュレーション 〜設備概要] [羽田上空] [木更津方面より]


These documets are copyrighted Hideki Kasai, Takayuki Koba, Hiromitsu Miyazawa 1996
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